天然生活が出版している『修道院のお菓子』は修道院の暮らしとお菓子のレシピがわかる、とっても素敵なレシピ本です。購入して数年たちますが、ずっと本棚に置いておきたいなと思っています。
『修道院のお菓子』詳細
スペインでは、中世の頃に修道女が試行錯誤を重ねて生み出したお菓子が、長い間愛されつづけてきています。いまでも、お菓子づくりをつくり続けている修道院があり、「修道女のお菓子」と呼ばれ大切にされています。「おいしいお菓子を売っている修道院はないかしら」と、旅行や遠出のたびに探し、出会った、素朴だけれど、繊細で質のよいお菓子たち。
それから20年以上が経ちましたが、未だに一番つくっているのは修道院のお菓子。そんな、素材もシンプルでつくるのも簡単だけれども、飽きがこない修道院のお菓子50品を紹介します。
見つけた瞬間即購入しました。修道院というより、「修道女のお菓子」ですね。Amazonではいくつかのお菓子が画像とともに紹介されています。ほんとうに素敵です。
家にある材料+αで作れる
中世の頃から修道女の間で受け継がれているレシピを扱っているので、「材料や工程が複雑じゃない!」っていうのが個人的にうれしかったです。
レシピ本によくある、レシピごとに知らない材料が出てきて「レシピ間で材料を使いまわしできない」「都度買わないといけない」ってのが嫌なので、一般的な材料が多いのは助かります。
ベーキングパウダーに薄力粉、砂糖、卵、ワインやオイル、レモン…。当時の修道女が手に入れられた材料が使われているので、そこまで珍しいものはありません。普段からお菓子作りをしているなら、わざわざ買いに行かなくても家にあるものが多い。
多少お取り寄せしないといけない材料もありますが、ほかのレシピ本よりおっくうじゃないんですよね。海外のレシピなので、日本では見慣れないものがあるのは仕方ないですね。
レシピも複雑じゃないので、結構気軽に作れます。レシピごとに「どこの修道院や地方で食べられていたもの」「どんな時に食べられていたのか」が書かれていて、歴史に思いを馳せながらお菓子作りができるっていうのも最高です。
公式サイトでレシピが公開されてる
購入してから気が付いたんですが、公式サイトでレシピが公開されてます
サイト見て、作ってみたい!って思ったら買うのが良いかも。9種類ほど、まるまる書籍の内容が転載されているみたいですね。
美しい写真が掲載されているレシピ本が手元にあるとテンションが上がります。本棚をみて「何を作ろうかな~」とパラパラめくる時間が楽しくなる本です。
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