家でお菓子が食べたい。しかし、人生ダイエッターな身からしたら、市販のお菓子はカロリーや糖質が気になる。
自分で作れば、砂糖をエリスリトールに置き換えたり、油を少し減らしたりできる。
ということで、一時期流行したホーローバットを使ったレシピ集を購入した。
本の詳細
ホーローバットで気軽に作れる、おうちおやつのレシピ集。料理の下ごしらえの必需品・バットを四角い型の代わりに使って、思い立ったらすぐに作れる簡単お菓子を、人気料理家7人が、そのエピソードとともに紹介。チーズケーキにカステラ、ロールケーキにバターケーキ、プリンにアイス、ババロア、寒天だって!昔ながらのホーローバットで作る、ちょっと懐かしくておいしいお菓子が満載です。
1:渡辺有子さんの チーズのお菓子
主婦と生活
2:中川たまさんの たまごのお菓子
3:飯塚有紀子さんの くだもののお菓子
4:山戸ユカさんの 野菜のお菓子
5:坂田阿希子さんの キャラメルのお菓子
6:黒川愉子さんの 冷たいお菓子
7:『歩粉(ほこ)』磯谷仁美さんの カフェのお菓子
本の特徴は、7人の料理化が紹介していること。レシピは全体的に素朴なものが多い印象だった。アボカドのブラウニーとか、じゃがいものショートッブレッドとか、変わったものも多い。
パインケーキにクラフティ、チーズケーキに豆乳蒸しパン……どれもおいしそう。
パンプディングを作ってみた
めちゃくちゃ簡単で、ちょっと変わったレシピ「パンプディング」があったので作ってみた。
![](https://book.chisa19.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5962-700x476.jpg)
「バターを塗ったパン」と「プリン」が一体化したレシピだ。フレンチトーストに近いが、プリンの食感もあるからちょっと不思議な気分。食べていて楽しくなってくる。
ラム酒とレーズンを使う指示があったが、家に置いていなかったのでアップルワインとローズヒップのジャムを付けて何とか整えた。プリンにお酒の味がほんのりついているのは美味しい。新しい発見。
![](http://book.chisa19.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5957-700x465.jpg)
味は想像通りプリンとフレンチトースト。絶賛するほどでもないが、ちょっと変わったものを食べた、良い気分になった。ラム酒とレーズンが入っていたらもっと良かったのかもしれない。
スフレチーズケーキも作ってみた
めちゃくちゃ簡単に作れて感動。
ちょっと薄力粉を入れすぎてしまい、スフレチーズならではの「ほどけるくちどけ」ではなかったが、美味しい。
![](http://book.chisa19.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_6137-700x465.jpg)
砂糖はすべてラカント・エリスリトールで置き換えているので、通常よりも甘くなかった。これがもう少し甘ければ最高だったに違いない。つまりレシピ通り作ればちょうどよい甘さだったのだろう。
ということで、いくつか作ってみた結果、「ちょうどよい甘さの美味しいレシピ」が掲載されていると感じた。もっと色々作りたくなる…。
作って楽しいレシピが多い
そのうちチーズケーキを作ってみようと思うし、「ほうれんそうとバナナの蒸しパン」とか、なにそれ、食べてみたい!って思う。
新しいレシピを探しているとか、子どもが喜ぶおやつを作りたいとか、何か目的があって「ちょっと変わったお菓子を作りたい」という時は重宝しそう。
ただ、ちょっと面倒だと思うレシピは多い。「料理はなるべく焼く・混ぜるだけで完了したい」「家にある素材だけで作りたい」という雑な性格だから、「すぐ作ろう!」となるレシピは少なかった。作るには気合がいる。
後半はチェリーやブルーベリーを使って「贅沢な気分」を味わうといった思考のレシピも多い。家に常備してないし、わざわざ買いに行く必要のある素材が多いと腰が重くなるね。
『ホーローバットで作るうちのお菓子』編集:主婦と生活社
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