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七草粥の作り方。ほっこり美味しい全粥レシピ

七草粥のアップの写真

1月7日は朝食に「七草粥」を食べる日。

生米から炊く、ほっこり美味しい七草粥のレシピを紹介します。

紹介しているのは生米から炊く「炊き粥」で、水とお米の比率を、米1:水5にした全粥レシピです。

丁寧に作ることで、とろりとした食感と米の甘みや七草の旨味が引き立つ美味しいおかゆが作れます!

材料(2人分)

\ ドロリとした食感がたのしめる全粥レシピ! /

春の七草がまな板の上に置いてある

★用意するもの
白米:1/2合(約75g)
七草:1セット
水:500ml
塩:適量

お粥の食感は水分量で調整できます。

(詳細は以下全粥って?を参照)

全粥って?

全粥は水とお米の比率を、米1:水5にしたもの。水分量が少ないためドロリとした食感が楽しめます。別名「五倍粥」。

米1:水7が「七分粥」

全粥と五分粥の中間くらいの炊きあがりになります。お粥の基本的な水分量です。(一般的にお粥と言えばこれ)

米1:水10は「五分粥」

水にお米が溶けてしまったようなサラリとした口当たり。病気の時や離乳食などで良く使われる水分量です。

好みのお粥になるよう、水分を調整してみてください。

水とお米の比率によって全粥、七分粥、五分粥、三分粥、重湯と名前が変わる。

春の七草

  1. 芹:せり
  2. 薺:なずな
  3. 御形:ごぎょう(おぎょう)
  4. 繁縷:はこべら
  5. 仏の座:ほとけのざ
  6. 菘:すずな
  7. 蘿蔔:すずしろ

関連記事:春の風物詩「七草粥」はなぜ食べる?七草一覧

①下準備

洗った白米と水を鍋に入れて30分ほど待つ。

②おかゆを炊く

土鍋に入った米のイラスト

鍋を強火にかけて、沸騰したらフタを閉め、弱火で20~30分ほど煮る。
(煮立つまでは強火、その後は弱火で煮る)

フタは箸1本分程度ずらしておきましょう。

✭お粥は水の量が多いほどさらっとした仕上がりになります。米1:水5のものを「全粥」と言い、ドロリとした食感が楽しめます。紹介しているレシピはこの全粥です。

吹きこぼれに注意しましょう。また、炊いているときにかき混ぜると粘りが出て焦げる原因になるので、かき混ぜないように注意。

③七草を準備

カブの写真

お粥を炊いている間に、七草の準備をします。塩を入れたお湯でゆでるのが基本です。

すずな(カブ)とすずしろ(大根)は洗って皮ごと3mm程度にスライス。熱湯で湯がいておきます。

しっかり軟らかくすると、お粥に溶けてトロリとした食感に。ちょっと硬めにすると、カブと大根の食感や味が楽しめます。

他の五種類(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ)は洗ってさっとゆでて、粗く刻んでおきます。

個人的に溶けるくらいにすると七草の甘さとお米の甘さが調和して美味しいので、いつも軟らかめにしています。好みの硬さに調整してください。七草の切る大きさは好みで大丈夫です。

④お粥と七草を混ぜて蒸らす

土鍋にはいった七草粥

お粥が炊き上がったら、③で作った七草と塩(ふたつまみ程度)を入れて、5分ほど蒸らしたら完成。
この際、和風だしや鶏がらスープの素を加えてもおいしい。

お漬物や梅干しを添えて食べるのもおすすめ!

七草粥のアップの写真